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【工業高校出身が証明】高校生が取るべき化学系資格3選!現場で本当に役立つか解説

資格

「化学系の資格を取りたいけど、種類が多すぎて何を選べばいいかわからない」と悩んでいませんか?

調べてみると危険物、作業主任者、公害防止管理者…とたくさん出てきて、結局どれが必要なのか迷いますよね。

資格によって費用も勉強時間もバラバラで、間違ったものを選ぶと時間とお金を無駄にしてしまいます。

この記事を読むとわかること
  • 高校生でも取れる化学系資格はどれか
  • 就職に本当に役立つおすすめ3選
  • メリット・デメリット
  • 高校生でも合格できる具体的な手順

結論からお伝えすると、高校生のうちに取るべき化学系資格はこの3つです。
①危険物取扱者(乙4) 

②有機溶剤作業主任者 

③特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者

📝書いた人:私(まめた)は工業高校在学中にこれら3つを実際に取得し、現在は化学メーカーで10年以上勤務しています。

その経験をもとに、現場で本当に役立った資格だけを厳選してお伝えします。

資格選びで失敗しないよう、ぜひ最後まで読んでみてください。


【化学系資格】高校生におすすめ3選

化学系の資格はたくさんありますが、高校生のうちに取るべきは次の3つに絞られます。

①危険物取扱者(乙4)

結論:化学系就職を目指すなら、最初に取るべき資格です。

高校生
高校生

どうして危険物取扱者乙種第4類なの?

まめた
まめた

それはね、役立つ範囲が広いんだ。

詳細を書いておくから続きを読んでね。

危険物取扱者 乙種第4類(通称:乙4)を取得すると、「身の回りにある身近な液体燃料や溶剤」の管理と、無資格者が危険物を扱う際の立会いができるようになります。

簡単に言うと、日本の全危険物の約80%を占める液体を取り扱えるようになる、コスパ抜群の国家資格です。

また、化学メーカーの現場では有機溶剤を日常的に使うため、ほぼ全員が持っています。

例えば、身の回りの「燃料」や「化学薬品」がある場所全般で重宝されます。

  • ガソリンスタンド
    (深夜の監視バイトや社員登用に必須級)
  • タンクローリーの運転手
    (ガソリンなどを運ぶ際、運転手か同乗者に必要)
  • 工場のボイラー室・化学工場
    (燃料や溶剤の管理)
  • ビルメンテナンス・清掃業界
    (ビルの地下にある非常用発電機の燃料管理)

身の回りの物事で例えると…

世の中のすべての乗り物を運転できなくても、普通免許があれば「街を走る大半の車」に乗れますよね。

乙4もそれと同じで、危険物全体(第1類〜第6類)の一部ですが、「世の中で最も使われている危険物(液体燃料)」をカバーできるため、これ1つで社会のインフラの大部分に関わることができます。

受験資格に年齢制限がなく、高校生でも受験できます。

私自身、高校2年生のときに取得しました。授業の休憩時間(各10分)と土日1〜2時間の勉強を1ヶ月続けて合格できた資格です。

高校生
高校生

普通免許に例えると必要性がわかりやすいね!

項目内容
受験資格なし(年齢・学歴問わず誰でも受験可)
受験費用5,300円
合格率約60%
取得方法試験

📈 上位資格:甲種危険物取扱者
乙4の上には「甲種」があります。甲種はすべての危険物を取り扱える最上位の資格です。高校生のうちには取れませんが、就職後に乙種取得+実務経験2年を満たすと受験資格が得られます。化学メーカーでキャリアアップを目指すなら、将来の目標として意識しておきましょう。

※高専で化学系の単位を15単位以上取得している方は受験できる可能性があります。

詳しくは先生に確認してみましょう。

項目内容
受験資格乙種取得後・実務経験2年以上など(高校生は受験不可)
受験費用7,200円
取得方法試験


②有機溶剤作業主任者

結論:化学メーカーへ就職したら、最初に取得を求められる資格です。

有機溶剤作業主任者を取得すると、「体に有害なシンナーや化学薬品(有機溶剤)を使う現場」で、作業員の安全を守るリーダー(指揮官)になることができます。

法律(労働安全衛生法)により、特定の有機溶剤を扱う現場では必ずこの主任者を置かなければいけないと定められているため、製造業や塗装業には必須の資格です。

例えば「乾くと揮発(蒸発)して強い匂いがする薬品」を使う場所なら、どこでも必要とされます。

  • 塗装・ペイント現場(自動車の板金塗装、建築塗装など)
  • 印刷工場(インクの希釈や洗浄に溶剤を使用)
  • 化学・薬品工場(医薬品や化学製品の製造・研究ライン)
  • 金属・機械工場(部品の油汚れを落とす「洗浄・脱脂」の工程)
身の回りの物事で例えると…

劇薬や揮発性の高い薬品(エーテルやアセトンなど)を扱うとき、生徒がマスクを外したり、換気扇をつけ忘れたりしたら危ないですよね。

現場の作業員が「ついうっかり」有害なガスを吸って倒れないよう、目を光らせてルールを守らせる安全のディレクターがこの資格の役割です。

理科の実験室にいた「厳しい学校の先生(または実験助手)」のようなポジションです。

有機溶剤作業主任者は、有機溶剤を使う現場作業の安全管理を担う資格です。

化学メーカーでは有機溶剤を扱う工程が多く、入社後すぐに取得を求められます。

講習を受けてその場で修了試験を受けるだけで取得でき、きちんと聞いていれば合格率はほぼ100%です。

私は工業高校在学中に取得しました。

難易度は低く、真面目に受けていれば必ず取れます。

項目内容
受験資格18歳以上
受験費用約15,000〜23,000円
合格率ほぼ100%
取得方法講習のみ


③特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者

結論:化学メーカーで働くなら、有機溶剤と同じくらい必要な資格です。

特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者を取得すると、「がんや急性中毒を引き起こす、特にヤバい化学物質(特化リ:特定化学物質)」を扱う現場で、作業員の命と健康を守る総指揮官になれます。

先ほどの「有機溶剤」よりも、さらに一歩進んだ「重篤な健康被害(発がん性など)のリスクが高い物質」を国が厳選して指定しており、それらを使う現場には必ずこの主任者を置くことが法律で義務付けられています。

例えば「特化リ」に指定されている物質(塩素、ベンゼン、硫酸、ホルムアルデヒドなど約70種類以上)は、実は日本の基幹産業の裏側で大量に使われています。

  • メッキ工場・金属加工
    (強力な酸や有害な金属化合物を使用)
  • 化学薬品・プラスチック製造工場
    (原材料として様々な特化物を合成・使用)
  • 研究職・実験室
    (大学や企業のラボでの試薬管理)
  • 解体業などの現場
    (※過去に指定されていた石綿/アスベストや、リフレッシュ工事での溶接ヒューム対策など、関連する現場)
身の回りの物事で例えると…

「絶対にカビを生やしてはいけないお風呂場」の、強力な防カビ剤を操るリーダーのようなポジションです。

お風呂のカビ取りスプレー(塩素系)を使うとき、ちょっと吸い込むと喉が痛くなりますし、服についたら色が抜けてボロボロになりますよね。

説明書には「必ず換気扇を回せ」「マスクとゴム手袋をしろ」と書いてあります。

特定化学物質の主任者は、これを「もっと強力で、本気で体に悪い薬品」を使って、何十人もいる工場や工事現場で行うリーダーです。

「おい、換気扇はちゃんと回っているか?」「マスクを外すなよ、後で体にガタがくるぞ」と周りに指示を出し、強力な薬品からみんなの体をディフェンスする役割を持っています。

発がん性や慢性毒性のある化学物質(ベンゼン・クロム化合物・シアン化合物など)を扱う現場での安全管理を担う資格です。

化学メーカーでは特定化学物質を使う工程が多く、有機溶剤作業主任者とセットで入社後すぐに取得を求められます。

取得方法は講習形式で、合格率はほぼ100%です。

項目内容
受験資格18歳以上
受験費用約15,000〜23,000円
合格率ほぼ100%
取得方法講習のみ


高校生が化学系資格を取るメリット・デメリット

メリット

結論:就職活動で圧倒的に有利になります。

メリットは主に3つあります。

①就職活動で即戦力としてアピールできる
化学メーカーの採用担当者は、資格を持っている高校生を「入社後すぐに現場で動ける人材」と評価します。

資格のない学生と比べて、採用面接での印象が大きく変わります。

資格を持っていない学生を見て、「入社後に資格を取るところから始めると、現場の仕事経験は遅れることになるなぁ」

「入社後も働き続けるかもわからないし、そもそも試用期間でお断りする可能性もあるしなぁ」

面接官は少なからずこういったことは考えるので取っておきましょう。

②入社後の研修が楽になる
入社後に会社から資格取得を求められる場面は必ずあります。

高校生のうちに取っておけば同期より早く現場に出られ、研修の負担も減らせます。

③若いうちの方が合格しやすい
脳科学的にも25歳を超えると記憶力が落ちていくとされています。

よく会社では40代、50代の上司が資格取得に向けて勉強をしているのを目にしますが、みな口癖のように「覚えられない」、「覚えが悪くなっている」と言っています。

今のうちに取得しておく方が、短い勉強時間でも合格しやすいです。

デメリット(注意点)

結論:費用と時間がかかるため、計画的に取得する必要があります。

注意点は2つあります。

①講習系の資格は費用が高め
有機溶剤・特定化学物質の講習は1万5千〜2万3千円かかります。

学校のカリキュラムに含まれている場合は費用が抑えられるので、まず先生に確認してみましょう。

②試験系の資格は勉強が必要
危険物乙4の合格率は約60%です。

しっかり勉強しないと落ちるため、計画を立てて取り組むことが大切です。


高校生が化学系資格を取る手順【2ステップ】

どこから動けばいいか迷う人も多いと思います。手順はシンプルに2ステップです。

STEP1 受験する資格を1つ決める

結論:最初の1つは「危険物取扱者乙4」一択です。

理由は3つあります。

受験費用が5,300円と安い。

年に複数回受験できる。

化学メーカーで最もよく使われる資格。

まず乙4を取ってから、余裕があれば講習系の資格に進むのがおすすめの順番です。

STEP2 試験日から逆算して勉強計画を立てる

結論:試験日を先に決めることが、合格への最短ルートです。

「そのうち勉強しよう」は危険です。試験日が決まっていないと、勉強は後回しになり続けます。

具体的な手順はこうです。

  1. 試験日程を調べて「何月何日に受けるか」を決める
  2. 必要な勉強時間(危険物乙4なら30〜50時間が目安)を確認する
  3. 試験日まで何日あるか数えて、1日の勉強時間を計算する

私が高校生のときは授業の休憩時間(10分×6)と土日1〜2時間を使い、1ヶ月で合格できました。

合格のコツは「問題文の語尾まできっちり読む」ことです。

引っかけ問題が多いので、最後まで油断しないようにしましょう。


まとめ

この記事では、高校生が取るべき化学系資格3選を紹介しました。

  • 危険物取扱者(乙4):受験資格なし・5,300円・化学メーカーで最も必要とされる資格
  • 有機溶剤作業主任者:18歳以上・講習のみ・入社後すぐに取得を求められる
  • 特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者:18歳以上・講習のみ・有機溶剤とセットで取得

高校生のうちに資格を持っておくだけで、就職活動でライバルと大きな差をつけられます。

工業高校在学中に取得したわたし自身、面接での評価が明らかに変わりました。

難しく考える必要はありません。

まずは危険物乙4の試験日を決めることから始めましょう。

まめた
まめた

勉強のやり方に絶対的な正解は無いから自分のやりやすいようにやろう。

高校生
高校生

まずは試験日を確認して勉強の計画を立てるようにするよ。

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